わりと最近までの自分史を音楽と恋愛の大きく２つの時間軸で駆け足で追ってきました。
引きずっている思いを吐き出しながら自己を振り返る作業でストレス発散すると同時に冷静に頭を整理するきっかけにできた気がします。
一つに兄については今でもクズだと思っていることは変わりませんが、３年先を生きている人間と、全てのことを３年先回りして体験してこれたことでいい経験を積めたことが多かったことには感謝すべきと思いました。
シンセやMTRなど当時誰も持っていなかったような機材をお金を出し合い購入して早くにそれらを使って作曲やレコーディングをできたことは後の活動の基礎となっていました。
工作やゲームの後略でも知恵を出し合い工夫して人並み以上の発見や成果を上げていました。その経験は以後のあらゆる事の役にたっています。
兄の買い物にはうまく言いくるめられお金を出す羽目になったものは数多くあり、その話はまた別でしますが、一つ得をしたことがありました。
２代目のシンセを買うときに、シーケンサー付きのものにして作曲しようとなったとき、予算をかなりオーバーした高額なものが欲しいと言い出したので僕はお金を出さなかったのです。
しかし購入しただけで兄は納得したみたいでほとんど使わず、僕が好きに使えるようになりました。
その時学生で大学は忙しかったのですが、長期休みなどの時には作曲に専念できたのでした。
兄はオーディオマニアだったので、そこそこのオーディオセットがあったので、音質についての耳を養う助けにもなっていたのです。
もしも音楽の道で大きな成功をおさめたら改めて兄には感謝の気持を伝えようと思っています。
